【社会保険労務士の一発合格を目指して】③スタディングで1000時間勉強したメリットと注意点

前回は勉強時間と予備校選びについてまとめました。

今回は私が選んだスタディングのいいところ、いまいちなところ等をまとめます。

価格が安い

やはり最高にして最大の売りはこれじゃないでしょうか。
他社と比較して安いと思います。

基本講義から模試・答練にテキストが付いたフルパッケージで約9万円です。
1年間有効なので途中から始めても試験日までしっかり講義見れます。問題集できます。

スマホ対応しているので講義は全部スマホで見て聞くことができます。テキストは基本的にはWEBテキストという名称のブラウザで確認するものになります。同じ内容のモノクロを冊子にしたもの(いわゆる普通のテキスト)はオプション扱いで用意されてます。

今更紙ベースで読まない!俺はスマホとタブレットだけで行くんだ!って人にはテキスト不要にすれば75,000円程度に収まります。スマホで完結するのは少し辛いですが、安いAndroidタブレットを買ってそれで読むことにするのも全然ありだと思います。

私は勝手がわからなかったのと若くないのでずっとデジタル端末見続けるのも目に負担が掛かるのがつらい時もあるのもあって紙テキストも購入しましたが、若い方でデジタル慣れしている方はなしでもいいかなっと思います。

デジタルだと簡単に検索できるのも魅了です。

また、フル、レギュラー、ミニマムと3コースありますが、ミニマムだと「練習問題、過去問集、白書対策、横断整理、法改正講座」が付いてこないのであまりお勧めできません。

フルかレギュラーがお勧めです。

講義内容がわかりやすい

講師は全編早苗先生が務めてます。
早苗先生はご自身で年金事務所の窓口対応等の実業務経験も踏まえて、わかりやすい説明をしてくれてます。

また講義内で使用されるスライドも簡潔にまとまっていて頭に入ってきやすかったです。

ただ、これらは講師の声の好み等もあるので無料お試し版で確認してみてください。

講義動画や音声データがDL可能

講義動画をあらかじめスマホにDLしておいて、通勤電車の中で視聴することが可能なのでギガに不安のある人でも(毎回自宅でDLする手間は必要ですが)なんとかなります。

また、講義の音声データのみをDL可能です(等倍、1.25倍速、1.5倍速)。私はそれを全部スマホに入れて、車で移動するときやウォーキングするときなどに聞いてました。

学習ログが残る

これもデジタル教材ならではというか、デジタルなので当たり前というところですが、いつなにをどれだけ勉強したかの記録が残ります。

学習時間の管理

私の記録を少し晒しますとこういう感じです。

講義を何分を聴いたのか、問題演習を何分やったのか、それ以外の勉強の時間数をグラフで表示できます。これでいつ頃さぼっちゃったなーとか、今月はがんばった!!俺えらい!!とか事故を見つめることが可能です。

※ちなみに講義を聞いてる途中で動画を一時停止すると時間はカウントされません。WEBテキストを読んでいる最中にブラウザの違うタブをアクティブにしている間はカウントされません。

紙テキストを読んでいる時間などはその他として自分で入力することが可能です。
トータルの勉強時間にあまりこだわりすぎるのもよくないですが、計画通りに進めているかどうかが簡単に確認できるのは非常に便利だと思います。

解答履歴

こちらの方が大事なのかもしれません。

各単元ごとに復習問題があるのですが、それらの解答履歴は全部記録されてます。
上記画像だと段々理解できてきているように見えなくもない感じなのでいいのですが、全然得点が伸びない場合、その単元の理解ができていないことがよくわかります。

結果詳細を押すと以下のような画像になります。

過去3回の正誤が表示されます。例えば問題10なんかだと〇×〇×と交互に続いているので理解できていない論点だということがわかります。
こういう論点をほったらかしにするから落ちるんですよ

AI問題復習機能

これなかなか便利な機能だと思います。

上記結果詳細の画像の右端に理解度という項目があります。これ、ざっくり言うと連続正解すると上がっていって〇×を繰り返すような「こいつちゃんと覚えてないだろー」的なところは低いスコアとなって、理解度の低いところを中心に問題を出してくれる機能です。

デフォルト設定で1日100問となっており、例えば朝起きたらAI問題復習をやっつけるところからスタートする。とか自分なりのルーチンを決めておき、よく間違えるところは講義・テキストを復習するなど、理解度の確認に役立ちます。

ただこの問題は基本論点の確認が主であり、過去問と比較すると難易度はかなり優しい問題になるためここに学習の重きを置きすぎないようにしたほうがよいと思います。

QA機能

前回の記事で少し書いた「通学だったら講義終わりに先生に質問できたりしますよね」的なことはスタディングでも可能です。(※フルパッケージ版のみ)

フルを購入するとQAチケット30枚付いてくるので30回質問をすることが可能です。質問するとスタディングが抱えている社会保険労務士の皆さんが回答してくれます。

また、過去に色んな人が質問した内容とその回答が一覧で確認できるのでフルではない人でも回答履歴を確認するだけでも足りる可能性も大です。

勉強方法や心構え手的な質問もあるので色々参考になると思います。

テキストが白黒

これ個人的に唯一のマイナスポイントなんですが、紙ベースのテキストが白黒なんです。
WEBだと赤だったり青だったり色分けされていてわかりやすい点が区別できないです。

まあそこまで気にしなくても論点はわかるのでいいっちゃいいのですが、せっかくWEBテキストがわかりやすくできているので少し値段高くてもいいのでカラーにしてほしかったです。

次回は実際にどのように勉強を進めたのか・どのように理解して行ったのか等をまとめました。