【社会保険労務士の一発合格を目指して】④テキスト読みと過去問

前回は私が選んだスタディングについてまとめました。

今回はどのように学習を進めていったかをまとめます。

1周目:講義視聴

まず最初はそもそも試験範囲の法律名はわかっていてもどんなことを理解して覚えればいいのか全然わかっていなかったのでとにかく講義を視聴しました。

平日は1日3時間前後を目途に講義をひたすら視聴しました。
講義の単元ごとに時間が違うので(長くて100分、短くて20分程度かな)その日のやる気に合わせて1~3動画を見るような感じでひたすら進めていきました。

WEBテキストは読んでませんでした。
講義では大事な論点や説明が必要な個所について説明されているのですが、講義で触れられていない部分がテキストにいっぱい載っている事も多々あります。

なので、講義をも割った後で確認問題をやっても「こんな話早苗先生言ってなかったけど。。」なんてことはよくありますw
→ってことに気づいたのは2周目にテキスト読みを始めてからです

1周目はとにかく範囲を1通り回そうと思っていたので、何言ってるかよくわからんところも多々ありましたが、とにかく進めていきました。
→2周目3周目と進めるに従って徐々に点と点が繋がって行ったので、この進め方はよかったと思ってます。

労働基準法から始まって最後の厚生年金が終わったのがだいたい3,4か月程度経った3月だったと記憶しています。

2周目:テキスト読みと過去問

で、一通り講義を視聴したので次にテキスト読みに入りました。

まずは冊子のテキストをひたすら読みました。上でも書いたように講義で全然話していないようなこともあり、そういった論点や講義の内容などを読んでいきました。

正直、一度通読した程度では頭にそれほど入っていない感じでしたが、1科目読み終わったら該当科目の過去問をやりました。この時はLECの過去問10年分「出る順社労士 一問一答過去10年問題集」を使用しました。

6~7割程度の正答率だったような気がします。問題集の出題順序のため、同じような問題が続くので自分の理解度より正答率は上がります。

テキストの細かいところはあまりしっかり読んでいなかったところもあり、そんなところまで覚えないとだめなのかと思ったような記憶があります。

ただ、周回を重ねる、過去問を繰り返すごとに論点が少しずつ頭に入っていったのも確かです。

テキスト読んで過去問10年分を繰り返すと1科目だいたい3日前後かかりましたので、10科目全部回し終わると約1月かかりました。

大原のK先生なんかは終盤はテキスト読みの速さも上がってきて1つ回すのに序盤のような時間はかからなくなると言ってたと思うのですが、そこの部分は最後までよくわかりませんでした。

3周目以降:忘却との戦い

社労士試験はとにかく範囲が広いので1年間で覚える量が多いです。2周目で述べたように全科目1周り終わったころには1か月経過しているので労働基準法を忘れかけてます。最初の頃に理解した基本すぎる論点さえ記憶から飛んでいて過去問を間違える、といった事もよくあります。

これ終盤に起きると結構自分にいらいらするんです。
「今更こんな基本論点間違えてたらとてもじゃないけど合格なんてできない」って。ただこれ結構皆さん経験するところなので凹むんですけどできるだけ凹まずに進めていくのがよいです。

忘れて覚えなおすたびに記憶が深くなる。そう思ってがんばって突き進みましょう!!
なんてそんなさらっと前向きにはなかなかなれませんが。

過去問は過去問ランドがおすすめ

過去問の回し方ですが、最初はLECの冊子「出る順社労士 一問一答過去10年問題集」を使ってました。

出る順社労士 一問一答過去10年問題集

1肢ずつ全問題が収録されているので試験対策とテキスト読んだ内容のアウトプットとして非常に有用です。

ただ、若干解説が弱いです。例えば解答が〇だった場合に「本肢の通りである」といった記載がそこそこあります。
そりゃ〇なんだからそうなんだろうけどさ、、、それがわかってたら苦労しないんだよって内容でもノー解説が多いです。

これがすすめできない理由その1です。
間違えた論点をなぜ間違えたか、覚えなければいけない論点はどこか。というのを振り返りながら進めるべきだったと今なら思うのですが、当時は量に圧倒されていてどんどん進みたかったのでよく理科できなくてもどんどん進めていってました。

過去問ランド

結果から言うと、冊子の過去問10年分の問題集を買うのではなく(大原からも販売されてますがこっちの解説は見てないのでわかりませんが)、過去問ランドというサイト(まったく費用はかかりません)で過去問を回すのがよいと思います。

理由1:解説がちゃんとしている。
ほぼ、すべての問題で〇でも×でも解説が掲載されてます。「本肢の通りである」といいた記載はあまり見た記憶がありません。

理由2:正誤記録が日付ごとに記憶される。
解説も大事ですが、こっちの方がお勧めしたい理由です。

過去の記録が全部記録されていくので、とある問題を5回回した場合に「〇〇×〇×」こんな感じで表示されるため、理解できている論点かどうかがわかりやすいです。

また正答率を日付単位の期間で集計できるので、1回目の労働基準法の正答率と2回目の正答率を比較することも可能です。

自分の理解度や弱点を確かめるために重要だと思います。

※2026年度版からスタディングにも過去5年分の過去問が解説付きで付いてくるようなのでこちらとの比較はできていません。スタディングで進めればデフォルト設定なら過去問もAI復習に登場するので、勝手に復習できていいと思います。